ブックコーディネーターに「人生観を変える本」を選んでもらったら 前編

札幌ブックコーディネーター

自分を変えてみたくてブックコーディネーターにリクエスト相談

あなたにとって本とはなんですか?

私がSALOON札幌メンバーでブックコーディネーターの「井田祥吾さん」に、リクエストしたのは「人生観を変える本」を読みたい、ということ。

なんだか、自分がふがいなく思えて、自分を変えてみたい。そんな気持ちがふつふつと沸いてきたタイミングでした。

すぐに井田さんから質問を受けました。

 

「えみこさん(私)にとって、本ってなんですか?」

うっ。とてもいい質問です。みなさんだったら、どんな風に答えますか?

 

「本は情報である。」「本は人生を豊かにするものである。」そういう答えもあると思います。

でも、私にとって、本はそういう意図を持って手に取るものではありませんでした。

 

「本とは人」。

冷たい無機質なものではなくて、暖かくて血の通った人間と同じ位置づけです。

大好きな本イコール、大好きな人。いつもそばにいて、そっと寄り添ってくれる親友のようなもの。

子供の頃からずっと、私にとって本はそんな位置づけでした。私の隣には、ずっと、本という名の親友がいました。

それぐらい、いつも本は大切な存在でした。

 

人生観とは?

「えみこさんの人生観ってどんなものですか?」こんな質問も、もらいました。

確かに!

人生観を変えるような本をリクエストしているのですから、ここ大事ですよね。

人生観とは

人間の生き方や生きることの意味に関する考え。人生の価値・目的・態度などについての考え。~大辞林第三版より~

 

ちょっと、重くなる口を無理やり開いて、どきどきしながら、人生の価値のようなものについて、私の本当の気持ちを伝えました。

自分でも認めたくないけれど、心のどこか奥のところで、私には居場所がないように思っている。

そもそも、自分で自分のことが好きじゃないのかも。

もういい加減、こんな気持ちは手放して、もっと、自由な自分になりたい。

 

そんな話を伝えた結果「自己肯定感を上げる本」を読んでみようというところに落ち着きました。

これって、まるで人生相談ですよね。本を介したカウンセリングかもしれません。

札幌で人生観を変える本

 

ブックコーティネーターに本を選んでもらった理由

実はブックコーディネーターさんに本を選んでもらうことを依頼したのには

「本で自分を変えられるのか!」という実験のような気持ちもありました。

本は私をどこまで変えてくれるのか。そこに好奇心が向けられていました。

 

それから、嗚咽するような本も読みたい!と、さらにリクエストを加えて(笑)

面倒なお客さんです。

 

こんな、重めのリクエストができちゃうのも、人間関係ができているからこそです。信頼できる人にじゃないと、こんな話できません。

SALOON札幌に、身近に、ブックコーディネーターさんがいてくれるおかげですね。

 

ブックコーティネーターが選んでくれた本は・・・?

しばらくして、連絡がありました。「これ、読んだことありますか?」と。

札幌ブックコーディネーターおススメヘッセ

「車輪の下で」ヘッセ とありました。

読んだことなかったんです。受験用にタイトルと著者名だけは、頭に入っていましたけど、手に取ったこともない本でした。

名前と著者名だけは知っている。なのに、まったく興味のない本。

 

まさか、この本が私の元へやってくることになるなんて。

私自身では、絶対に選ばない、読まない本でした。

 

それはまるで苦行

もう、久しぶりに読書に苦労しました。

読んでも読んでも進まないんです。言葉が難しいのもありますし、ストーリーが単調で、大事件が起こって来ない。ときどき、事件が起こると、ちょっと、読み進むスピードが速くなりますけど、すぐに淡々としてくる。それに合わせて、私の目が文字を追うスピードも落ちる。

それでも、丁寧な言葉で描写される自然の息吹や、少年たちの心の交流には、忘れてはいけない何か思い出させてくれる空気がありました。

 

ただ、それにしても、単調なんです。行間が少なく文字数も多い。

もう、何度やめようと思ったことか。

 

そのたびに、自分を奮い立たせます。

井田さんにブックコーディネーターとして、本を選んでもらったから、ちゃんと読まなくちゃ。

読んで私がどう感じたのかフィードバックしなくちゃ。その一心で読み進めました。

自分一人で選んだ本なら、とっくに放り投げていたはずです。

 

読んでいるうちに、疑問が湧いてきました。

どうして、この本を紹介されたんだろう?

どんな意図があって、「車輪の下で」を私に読めと?疑問がぐるぐるしてきます。

 

だって、私の心はさっぱり動かないから。

なんだろう?なんでだろう??疑問ばかり渦巻いてきます。

 

読み終えるために、本を読む。

本を読むことがいつしか苦行のようになっていきました・・・・。

 

後編へつづく

今、SALOON札幌の読書会は3人のナビゲータで、月4回ほど開催されています。

もう、読書会の聖地といっても過言ではないかもしれません!

 

その中の一人、ブックコーディネーターもされている井田祥吾さんに、本を選んでもらいました。

ただいま、絶賛無料相談実施中です。

本のことなら、ぜひ。

札幌ブックコーディネーター

井田祥吾さんの紹介ページ → https://saloon-sapporo.net/saloonmembers/8047/

 

*ブックコーティネーターとは

本を読みたいけど、どんな本がいいかわからないときに本を紹介したり、カフェやお店の空間や本棚を、その場にぴったりなコンセプトで本をコーディネートをする人です。