起業するって、いったいどういうこと?
起業するということを、自分でどこまで掘り下げられるのか。
自分が起こした事業がどういう道筋をたどっていくのか、成功するのか、はたまだそうではないのか。
渾身の思い。
または、なんとなく?
そんな起業をするあなたの、その後を判断するのに、この全7回の起業セミナーは、ちょっとした布石を投げかけるものになるのかもしれません。
起業するということにどのようなイメージを持っていますか?
静かでしたが、みなさん真剣に参加された熱量のある会となりました。
起業について、どんなメージがありますか?
参加された方の起業へのイメージとして、こんな声が聞かれました。
・企業や組織の中にいたらできないことができる
・自分が本当にやりたいことができる
・新しい企業体が作れる
・しばられずに、自由に生きられる
ネガティブなイメージとしては、やはり、「自分で生計をたてられるのか不安」というものでした。
どれも、納得の意見です。
月々お給料がもらえるという安定から、明日はどうなるかもわからない、自分だけが頼りの環境へ踏み出すことは、誰にとっても怖いことですよね。
起業に見ている夢と現実
起業したとき、どんな風に仕事をしているのか想像できていますか?
どんな状況を夢見て、起業に踏み出そうとしているのでしょう?
・自分の好きなことで仕事ができる
・自分自身が自由に使う時間ができる
・自分の得意分野で思う存分実力を発揮することができる
・雇われていただくお給料よりもたくさんのお金を稼ぐことができる
・人に影響力を与えて輝きながら仕事をすることができる
このような夢を持って、みなさん起業に踏み出されます。
それが、実際のところはどうなのか?
このあたりを管理人のカトケイさんから、実体験と、今まで出会った方たちの起業後の状況などをお話しいただきながら、セミナーは進んでいきました。
現実として厳しいお話しもありましたが、
それでもみなさん、どうやっていこうかと未来を語る姿がとても印象的でした。
みなさん、前に進みたい!という気持ちを新たにされたようでした。
どのように起業をはじめたら軌道にのるのか
仕事とは?
自分で仕事をとってお金をいただくということは?
その答えはとてもシンプルです。
「お客様の困りごとを解決してあげること。」
それ以上でも、それ以下でもありません。
真摯にお客様のことを考える。
いつでも、いかなる時であっても。
自分だけが得をして、自己実現をさせる。
それが目的ではないこと、そんなことでは、ビジネスにはならないのだ。
ということをたくさんの事例とあわせて、丁寧に説明いただきました。
仕事というものは、何から成り立っているのか。
基本的で、普遍的な当たり前の考え方なのに、つい忘れて自分本位になってしまうこと。
利己的な自分の考えに気づかせて正規の道筋に戻してもらう、そういう気づきをたくさん得られました。
参加されたみなさんも、終始大きくうなずきながら、セミナーに耳を傾けていました。
みなさんができる、解決してあげられる困りごとってなに?
・今自分ができること
・今後お客様のために、自分が提供できそうなこと
・お客様が何について困っているか考えること
それぞれの立場から、今すぐにでも社会に貢献できることを考え、発表してもらって、講座は終了しました。
いろいろと考えさせられ、起業へ向けての気持ちも引き締まるようなセミナーでした。
私も、兜の緒を締めなおしたところです!
今回の起業セミナーで私の心に一番響いた言葉。
「職業は社長」
起業は特別なことじゃなくて、自分の職業を「社長」にすると決めること。
なるほどと思いました。
少し、起業というものがわかってきたような気がしています。
②札幌起業セミナー2回目参加レポート:起業して提供する価値は一つではない
https://saloon-sapporo.net/event-report/10892/