陽炎、稲妻、水の月(かげろう、いなずま、みずのつき)
捕らえがたいもの、実体のないもののたとえ。「陽炎稲妻月の影」ともいう。
欠けていく月のタイミングだからでしょうか。
どこかとらえどころのない、うつろいやすい、言葉が気になります。
ある満月の日に、飛行機の窓から水面に浮かぶ満月を見ました。
とてもキレイで、存在感いっぱいでしたが
それも、実態のない月。
不思議な気持ちで見ていたことを思い出します。
月には、儚さが似合う。
偏見でしょうか?笑
月に魅了された名言
我が心をかくも強く突き動かす月よ、汝には何があるのか
ジョン・キーツ (19世紀:イギリス・ロンドン出身のロマン主義の詩人。)
1817年に処女詩集『詩集』(Poems by John Keats)を発表し、25歳の若さでで病により亡くなる。
どれだけ月に魅了されているというのでしょう?
その若さで亡くなったことを思うと、
情熱の意味も伝わるような気がしてきますが。
私は新月からの細い月が好きです。
つい立ち止まって、ただ見上げてうっとりします。
ジョン・キーツが魅了された月は、どんな月だったのでしょうね。
気になるところです!
月違い名言?!
さ寝むと吾は思へど汝が著せる襲の襴に月立ちにけり
訳:
あなたと契ろうと思っていたのに、あなたの衣のすそに月が出てしまった
作:日本武尊(ヤマトタケルノミコト)古代日本の皇族
月の話を探していたら、古事記にまでたどりつきました。笑
また月違いなのですが^^;
返歌はこちら。
君待ち難に我が服せる襲の襴に月立たなむよ
訳:
あなたを待ちきれずに月が登ったのですわ
作:宮簀媛(ミヤズヒメ)古墳時代の豪族の女性
これは、女性の生理を詠んだ希少な歌謡群なのだそうです。
なんか…赤裸々ですね。
でも、ヒトの恋バナは、やっぱり面白いです♪
(あ、神さまですけれども…笑)
新月の女神:ディアーナ
月の満ち欠けになぞらえた月の女神は3人います。
女性の一生を、月のサイクルと捉えた女神は、それぞれ月の位相である満ちていく月、満月、欠けていく月に関連づけられています。
その中の、新月の女神がディアーナです。
ローマ神話の女神で、狩猟と貞節の女神で、「ユーピテル」と「ラートーナ」の娘で、「アポローン」の妹とされています。
英語読みはダイアナですね。
ギリシア神話ではアルテミスに相当し、南イタリアのカプアとローマ付近のネミ湖湖畔のアリキアを中心に崇拝されていました。
月の女神はたくさんいますが、月の満ち欠けのサイクルに合わせた女神もいるんですね。
新月の銀の弓を持つ乙女!
勢いと初々しさを感じる新月にぴったりの女神です。
この記事を書いた人
西洋占星術師&サルーン店長 emico
プロ活動11年鑑定歴8500名以上。幼少から難解な西洋占星術を読み解き始め占星術歴42年。
本格活動してすぐに、予約の取れない占い師と言われる。今で地元札幌北海道のみならず、南は沖縄から本州や海外からも鑑定依頼多数。
働き方・生き方支援のコワーキングSaloon店主も兼務し、西洋占星術を使い本来の自分を知ることで自分を取り戻し、自分らしい生き方を見つけて飛躍した人も多く400名以上に関わる。他にはないと評判で、きめ細かく寄り添い、そっと背中を押すことで、結果につなげている。占いの感想はコチラ→
得意な占術:西洋占星術、タロットカード、オラクルカード、手相、宿曜日占星術、数秘術、。占いの感想はコチラ→
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