購買意欲
今、SALOON札幌には、「レギュラーメンバー」、「ビジターメンバー」ともに、コアなメンバーさんがたくさんいらっしゃいます。
頻繁に足を運んで下さるメンバーさんです。
いつも思いますが、メンバーさんは、知的な方々ばかりです。
お会いするたびにたくさんのことを教わっています。
やはり、コワーキングスペースなので、行動している方ばかりが集まってくるということなのでしょうね。
刺激になります。
私はひそかに、そんなみなさんのことを、SALOON札幌賢者と呼んでいます。
そんな賢者のみなさまに、先日、購買意欲をそそられて、購入したとある私物を、めちゃめちゃに、ダメ出しされました(笑)
「これは、ないよね。」「これ、持ってちゃだめよね。」「SALOON札幌に置いちゃだめだよ」って。
もう散々なダメ出しです。
ノスタルジー
その私物とは、コレ。
どうでしょう? 見たことありますか? やってみたことありますか?
100円を入れるとルーレットがまわり、ポロンと小さく丸めてあるおみくじが出てきます。
商品名は、「おみくじ器」。
昔の喫茶店にはよく置いてあったものです。
私はこのおみくじ器に、ノスタルジーを感じて、なつかしさのあまり買ってしまったんですよね。
それがもう、賢者のみなさんには大ヒンシュク(泣)
みんな知っているものだし、今でも存在している品物で、それも廃れた場所に置いてあるもの。
だから、何の魅力も感じないって。
ノスタルジーなんて、感じないって言うんです。
そうなのかなぁ。
そうなんでしょうかねー。
しょんぼり。
夏の終わりのさみしさが、さらに追い打ちをかけ、がっくりと肩を落としている私です。
もう、ノスタルジーとセンチメンタルでいっぱいです。
集客術
先日読んでいた、集客術の本に面白いことが書いてありました。
「ノスタルジー」とは、【故郷に帰りたいという苦しみという意味の病名】なんだと。
わかるような気がします。
帰りたいのに帰れない、それがどんなに苦しいことなのか。
容易にさっしがつきます。
その感情にとらわれて逃れられない苦しみは、まさに病でしょうね。
現代となっては、故郷に帰るということはそう難しいことではないかもしれません。
それでも、感情の中にある大切なものを思い出したとき、そこに戻れないという切なさは胸を締めつけます。
この、ノスタルジーという感情が高ぶる時、人はサイフのひもがゆるむのだそうです。
もし、目の前にそのなつかしさを思い出させて、その思い出に触れさせてくれるものが現れたのなら、買わずにはいられないということなのでしょうか。
これが集客術の一つなのでしょうか。
お金を出しても、そのノスタルジックな感情をもう一度経験したいということなのでしょうか。
あ!!
だから、私、「おみくじ器」買っちゃったんですね。サイフのひもがゆるんで。
この理論、すごい!!
この本読んだばかりだったのに、まんまと、ノスタルジーに負けて、買い物をしてしまいました。
人って、そういうものなのでしょうか?興味深いです。
この「おみくじ器」はSALOON札幌においてあります。
もしも興味のある方がいらしたら。
もしも、私とノスタルジーを共有してくれる方がいらしたら。
ぜひ、SALOON札幌まで100円を握りしめていらしてください(笑)
本:「集客」術! 藤村正宏