独立起業に関する事務等の無料相談会 具体的事例編 SALOON札幌イベントレポート

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こんな簡単なこと行政書士さんに聞いてもいいの?

具体的相談内容から独立起業を知る

隔週毎、SALOONメンバーデーに起業に関する事務、資金調達、補助金などの支援の活用についての無料相談対応をしています。

行政書士の工藤保広(くどう やすひろ)です。

 

SALOONには、行政書士の開業の準備の頃から、

セミナーなどに参加して、管理人のカトケイさんを初めとして、スタッフ、メンバーの人柄や場の雰囲気の良さがとても居心地がよく、

何かお手伝いできることができれば、と申し出て、無料相談対応をさせていただくことになりました。

 

このサイトを拝見の方はご承知のとおり、

独立開業の本質的な部分(ビジネスモデルの構築や販路拡大の手法など)は、

管理人のカトケイさんが、自らセミナーを行なったり、相談に対応をしているところです。

 

私の役割は、実際に開業の準備をしているときに、

また、開業し始めてみたときに

具体的にやらなければならない事務や

資金調達の仕方、

可能であれば、補助金の活用についての助言など

困りごとがあれば、よろず相談を受けてお答えしているところです。

 

・・・と言っても、結局具体的にどんなことをしているのかが

わかりにくいということが話題になりまして、

こちらのページを投稿する機会をいただきました。

 

行政書士は、法律などから個々の相談内容については、

守秘義務がありますので、若干説明がぼやけてしまう点がありますが、その点はご容赦ください。

 

相談の具体的事例

趣旨は、些細なことから大きい(?)ことまで、いろいろと相談対応しています。

大まかに、次のジャンルの相談がありました。ここでは、主なものを記します。

 

(1)経理事務についての相談

(2)事業計画に関する相談

(3)会社設立についての相談

(4)資金調達について

(5)補助金に関する相談

 

 

(1)経理事務についての相談

これまで、次のような御相談をいただきました。

・とりあえず開業はしたのだけれど、経理の事務をどうしていいのかがよくわからない

具体的には、

・レシートは領収書として扱ってもらえるのですか。

→レシートで大丈夫です。ただ、事業の何に使ったが思い出せるように、必要であれば裏に用途などのメモを書いておくとよりいいでしょう、と答えました。

 

・領収書はどう保管しておけばいいのでしょうか。

きれいにノートに貼ったりしなければならないでしょうか。

→経理簿の順に揃えて(通常は時系列で)、支出月ごとにホチキス止めして、クリアファイルなどに保存して、税務調査が入ったら取り出して、説明できるようにしておけばいいでしょう、と答えました。

 

・税金の確定申告で、青色申告が得と聞いたのですが、どういうことで、具体的にはどういうように事務処理したらいいのですか。(個人事業主の方)

→青色申告というのは、自分で複式簿記による経理を行い、決算書(貸借対照表、損益計算書)が作成できれば、38万円課税標準額(税率をかける元の収益)から差っ引かれる(控除)ので、その分だけ税金が安くなります。もしできなければ、白色申告となり、控除額が少ないので税金が高くなります。

 

ただ、今はfreeeやMFクラウドなどの個人事業主向けのクラウド会計システムが充実しており、複式簿記の知識がなくても、システムの指示どおりに入力すれば、決算書や確定申告書が自動的に計算されて出力できるので、それを活用すればいいです。

心配であれば、正式に税務署に確定申告書を提出する前に、税務署や税理士に相談すればいいです、と答えました。

 

・現在、夫の扶養に入っており、その扶養に入ったままでいられる範囲で、収入を得て仕事をする場合には、どうしたらよいか。

→雇用をされて給与をされる場合と、個人事業主として収入を得る場合で、扶養に入れる収入の範囲が異なるので注意を(詳細は別途説明しました。ここでは省略します。)、と答えました。

※税金に関する相談は、本来税理士が対応すべきものですが、基礎的な事項について可能な範囲で説明をして、より詳細には税務署や税理士に確認するように助言しています。

 

 

(2)事業計画に関する相談

 

・飲食店の開業の準備をしているのですが、その収支をどのように計算したらよいでしょうか。

→パソコンでExcelのワークシートを開いて具体的に、席数、開店日、時間などを伺いながら、積算のプロセスを、実際にワークシートを作りながら、収入と支出をとりあえず推計し、客単価や経費については、より詳しい方や事業者に確認して精査するようにお話して、ワークシートのデータを追ってfbメッセージでお送りしました。

 

・飲食店の開業に当たって、他店との差別化を図りたい。北海道産の素材でどのようなものがあるでしょうか(問い合わせの際には、具体的な店舗形態なども説明あり。)

→予定している店舗で提供する商品の材料で、道産品で確保できる農産品などの食材を情報提供しました。

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(3)会社設立についての相談

 

・会社設立は、自分でできますか。もし難しければどのくらいの費用がかかりますか。

→自分でできるようなわかりやすい解説書やWebサイトが多数あるので、それらを一読してみてはどうですか。それらを読み法務局と相談しながら時間をかければできないことはないと思います。

 

なお、自分で行っても登録免許税などの手続きに伴う費用がかかります。ただ、手間がかかって、本来行いたい準備に時間がとれないのであれば、行政書士、司法書士等の士業に依頼してやってもらうことができます。ただし、手続きに伴う費用の他に依頼者に対する報酬が必要、と回答しました。

 

 

(4)資金調達について

 

・事業の開始に当たって、運転資金を借りたいのですが、どこに相談するのがいいですか。

→まずは、政府系金融機関である日本政策金融公庫国民生活事業の窓口に相談するのがいいです。理由は、創業者向けの融資のメニューがあり、創業支援を積極的に行っているからです。

 

他には、さっぽろ産業振興財団中小企業支援センターに相談すると幅広く相談対応してもらえ、マル経融資と言う低利融資の活用も相談できる、お答えしました。

 

・日本政策金融公庫に融資の相談にいくなら、予め北海道信用保証協会に相談しておいた方がいいと聞いたがどうか。

→北海道信用保証協会は、民間金融機関が無担保無保証で融資をする場合に、保証料を取って保証をするという役割で、日本政策金融金庫の融資には直接関係がないです。ただ、北海道信用保証協会自体も最近、創業支援を含む企業相談に積極的に対応しており、民間金融機関とは密接に連携しているので、長い目で見れば一度顔を出して相談するのは悪くないです、と回答しました。

 

 

(5)補助金に関する相談

 

・拙著「事業者の皆様、その補助金大丈夫!」(kindle本)を元にした、補助金活用セミナーをSALOONで開催させていただきました。

 

・具体的な事業内容を挙げて、活用可能な補助金の有無について相談がありました。

 

→話し合って、適切と思われる補助金のメニュー(小規模事業者持続化補助金、北海道中小企業新応援ファンド助成金等)をご紹介しました。

 

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その他にも、いろいろな相談をいただいています。

些細な内容でも、全く構いませんのでお気軽にSALOONにお越しいただいて、

相談いただければと思います。

 

具体的な日程は、予め、SALOON及び当事務所HPやFacebook等で告知します。

確実な時間に相談を受けたい方は、時間と概略をあらかじめ事務所までご連絡ください。

・電子メール:ofiice.enreio@gmail.com

・Facebookメッセージ:https://m.me/enreisolegal

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

無料相談者紹介

エンレイソウ法務事務所
代表 行政書士 工藤保広(くどう やすひろ)
会社のホームページ https://www.enreiso.com/

1968年生まれ。東京工業大学卒。地方行政に20年余り携わりその大半で、補助金の活用や新事業化、販路拡大、工場の新増設など、様々な内容の事業者に対する相談対応に携わる。これまでの経験を生かし行政書士事務所を開業。

その他、科学実験教室やイベントの企画、運営(NPO法人butukura)、炭鉱遺産を活用した観光まちづくり(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団) にもボランティアとして関わる。

北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団、賛助会員)、石狩商工会議所、日本トライボロジー学会、北海道教育学会等の各種商工団体、学術団体に所属。